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前向きに Jazz!

日々進化し続けるJazzとともに歩んできた終わりのない旅

Category: organ (第2期)  

Fascination / Michael Shrieve







  Michael Shrieve (ds)
  Wayne Horvitz (org)
  Bill Frisell (g)
  Recorded 1993 (CMP67)


初期のサンタナ・バンドでドラムを担当していたMichael Shrieve名義のアルバムではあり
ますが、ここはorganのWayne Horvitzをターゲットとしての購入。
また、この盤はFriesell参加で且つ彼とHorvitzにとっても、珍しいオルガン・トリオという
フォーマットになっていることに、当時大いに魅力を感じての購入でもあったわけです。
内容は、全て彼らのオリジナルという全10曲。

Horvitz (B1955)は、80~90年代にかけ、ニューヨーク・ダウンタウンの新しい音楽シーン
において、その中心で活躍していたキーボード奏者で、交流のあった仲間としては、本アル
バムにも参加のビル・フリーゼル他、ジョン・ゾーン、ボビー・プレヴィット、エリオット
・シャープ、フレッド・フリス、ロビン・ホルコム.......などがいる。

キー・ボード全般を操るHorvitzは、専門のorgan奏者ではない。テクニックにまかせて弾き
まくるというタイプではない彼は、うまく周りを生かし、バンド全体のトータルな音に神経
が行き届く知的プレイが持ち味と言えるかもしれない。
本作でも、そういった彼の持ち味が十分発揮され、常に、Shrieve, Frisell をバックアップ
且つコントロールし、全体のクール、ドライ、タイト、ソリッドな空間創りに大いに貢献して
いる。
そんなHorvitzのバックがあってか、Frisellのギターも、いつになく自由にやっていると思える
一枚でもある。


Wayne Horvitz live at The Goodfoot Lounge, Portland, OR Feb. 1, 2009
あえてOld StyleなところにUp to dateなHorvitzの感性が見えます。


JAZZ-organ 35
Michael Shrieve
Wayne Horvitz
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